小さい頃、好きだった絵本はありますか?
私は特に「はらぺこあおむし」の絵本が思い出深く、食べ物の絵の中に空いた穴をいじくりまわしていたものです。
今回はそんな、はらぺこあおむしの世界に入れるゲームアプリと、懐かしい〜となることのメリットについてもお伝えしていきます。
はらぺこあおむしの絵本について
はらぺこあおむしは1969年に出版され、全世界で5500万部以上売り上げています。
作者は、エリック・カールというアメリカの絵本作家です。
作画方法としては、アクリル絵の具で塗った紙を下絵と一緒に切り抜き、台紙となる紙にコラージュしています。
その後、クレヨンや色鉛筆などで加筆をして仕上げています。
ゲームアプリ「わたしのはらぺこあおむし」
作者公認のアプリで、2015年には「ボローニャ国際児童図書賞デジタル部門」の大賞を受賞しました。
ゲームを始めると早速、うずくポップなたまごが現れました。
貼り絵の感じを残しつつ、はらぺこあおむしがそのまま3Dになった世界です。
果物をドラッグして落とすと、あおむしが食べてくれます。
お馴染みの、穴あけパンチ食いが見られました。
咀嚼音は思っていたより豪快な感じでした。
風船を装着するとあおむしが宙に浮きます。
あおむしが宙に浮いたりボール遊びをしている姿は、かわいくて気づいたら優しい笑顔になっているはずです。
あおむしがツツーっと絵の具を広げる場面。
絵の具セットを購入すればカラーバリエーションが増えます。
他にも、おもちゃなど課金アイテムを購入すれば、遊べる内容も増えます。
いかだに乗って海を渡ることもできます。
地面の部分はよく見るとダンボールの側面のようになっていて、あたたかみがあります。
左上のお腹と遊びのゲージが満タンになれば、切り株の上で寝て、また翌日ゲージを溜めての繰り返しになります。
絵本の内容と同様に、少しずつまるまると大きくなっていき、成長していく過程を楽しめます。
クライマックスのサナギから蝶になる場面は、可愛がっていたあおむしがついに蝶に!と嬉しくなります。
懐かしさがもたらす4つの効果
昔慣れ親しんだものを懐かしむとき、実はメリットがあります。
- 脳の健康を維持し、認知症の進行を抑える
- 未来に向かって前向きに生きる力をつける
- ストレスを解消し、気分転換になる
- 幸福感を得られる
ネガティブな精神状態を抑えるための一つの対処法として効果があります。
思い返せば「懐かしい〜」と言っているときの心理は、大抵いい気分だったと感じます。
ノスタルジーなものが流行るワケですね。
さいごに
エリック・カールさんは今年亡くなられてしましたが、キレイであたたかみのある色彩の絵本・アプリで幼少期、大人になった今も楽しませてくれてありがとうと言いたいです。
これからも名作として親から子、子から孫…と代々受け継がれていくことでしょう。
子どもの遊びや教育にはもちろん、大人も懐かしさや癒しを得られるのでオススメです。