• 本との出会いを楽しむ場所、文喫【入場料のある本屋】

2021.7.19 2023.3.14 ライフ

本との出会いを楽しむ場所、文喫【入場料のある本屋】


 
先日、気になっていた“入場料のかかる”本屋、文喫に立ち寄りました。
今回は、「本を読みまくりたい」「珍しい本に出会いたい」「空いた時間をつぶしたいけど有意義に使いたい」といった声にピッタリの場所、文喫についてお伝えしていきます。

文喫とは

文喫

文化を喫すると書いて「文喫」
2018年12月、六本木の青山ブックセンター跡地にオープンしました。

本と出会うための本屋をコンセプトとして、人文科学や自然科学、デザインやアート、ビジネスや心理学など、約3万冊の書籍を取り揃えています。
すべて自由に読むことができ、気に入ったら購入することも可能です。

以前、下記の記事でも取り上げましたが、グッドデザイン賞にも入賞しています。

 

いざ入店

 
先に受付で会計を済ませたら好きな本を選び、一日中満喫することができます。

エントランスには約90種類の雑誌が並んでいます。
雑誌コーナーでは同じ本も積み上がってますが、それ以外では同じ本はありません。

エントランスの階段奥には、ネオンサインフェチにとってたまらない装飾が施されています。

 

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喫茶室も併設、ドリンク飲み放題

 
受付で渡されたバッチとパンフレット、そして煎茶です。
煎茶とコーヒーはおかわり自由です。

お腹が空いたら喫茶室も併設されているので、ハヤシライスやプリンなど、小腹を満たすことができます。

 

普通の本屋ではあまり見ないような本がたくさん

 
デザインやアート系の本も結構あってテンション上がりました。
ずっしり重くて大きめの本は、価格が高めで置き場所も困るので、一気に吸収できるのは嬉しいです。
他にも悪者図鑑やWebマーケティングの本など、気になったものをどんどん読みました。

自宅で読むとリラックスモード過ぎるのか、だんだん眠くなってしまって本をゴトっと落として目が覚める、といった感じで一冊読むのも時間がかかったりします。
しかしここでは一切睡魔は襲ってこず、集中して読めました。
ただ、人をダメにするソファ的な席がありましたが、そこだったら眠ってしまうかもしれません(実際に眠っている人がいた)

 

フリーWi-Fi+電源付きで仕事や勉強にも◎

 
店内はフリーWi-Fiで電源も付いているので、コワーキングスペースとしても活用できます。
全席に電源が付いているという訳ではないので、早い者勝ちです。

レトロチックな緑のデスクライトがめちゃカワイイです。

 

展示室エリアで企画展開催

 
入り口から入ってすぐのスペースでは、企画展が行われてます。
ここは入場料金はかからず、無料で入ることができます。
今回は、文學界8月号とコラボした「ファッションと言葉」展が開催されていました。

デザイナーの藤澤ゆき氏が、小説家の朝吹真理子氏の「夢」と村田沙耶香氏の「記憶」についての言葉から共作したという2着のワンピースです。

 

 
誌面には収まりきらなかった制作風景が、写真や箔と共に展示されています。

 


反射して見えづらいですが、布地のようなクールな写真です。
また、ワンピースと言葉を元にセレクトされた本も並んでいました。

 

 文喫 六本木
 TEL   03-6438-9120
 アクセス 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1階
      (東京メトロ 六本木駅より徒歩1分)
 営業時間 9:00~21:00(L.O.20:30)
 定休日  不定休
 入場料  平日1,650円 (税込)  ※土日祝は1,980円(税込)
 https://bunkitsu.jp

 

大手出版社KADOKAWAが運営している下記の施設もめちゃ楽しくておすすめです。
隈研吾建築「角川武蔵野ミュージアム」のプロジェクションマッピングや展示がすごい

 

さいごに

ブックカフェとはまた違う雰囲気で、濃厚に本と向き合える、また行きたいと思える本屋でした。
予定と予定の空き時間を埋めるのにもバッチリ埋まります(むしろもっと居たいとなる)
日々新しい本も入荷されているので、気になった方はぜひ行ってみてください。

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