先日、気になっていた“入場料のかかる”本屋、文喫に立ち寄りました。
今回は、「本を読みまくりたい」「珍しい本に出会いたい」「空いた時間をつぶしたいけど有意義に使いたい」といった声にピッタリの場所、文喫についてお伝えしていきます。
Contents
文喫とは
文化を喫すると書いて「文喫」
2018年12月、六本木の青山ブックセンター跡地にオープンしました。
本と出会うための本屋をコンセプトとして、人文科学や自然科学、デザインやアート、ビジネスや心理学など、約3万冊の書籍を取り揃えています。
すべて自由に読むことができ、気に入ったら購入することも可能です。
以前、下記の記事でも取り上げましたが、グッドデザイン賞にも入賞しています。
いざ入店
先に受付で会計を済ませたら好きな本を選び、一日中満喫することができます。
エントランスには約90種類の雑誌が並んでいます。
雑誌コーナーでは同じ本も積み上がってますが、それ以外では同じ本はありません。
エントランスの階段奥には、ネオンサインフェチにとってたまらない装飾が施されています。
\お家で今すぐ無料で読んでみる/
喫茶室も併設、ドリンク飲み放題
受付で渡されたバッチとパンフレット、そして煎茶です。
煎茶とコーヒーはおかわり自由です。
お腹が空いたら喫茶室も併設されているので、ハヤシライスやプリンなど、小腹を満たすことができます。
普通の本屋ではあまり見ないような本がたくさん
デザインやアート系の本も結構あってテンション上がりました。
ずっしり重くて大きめの本は、価格が高めで置き場所も困るので、一気に吸収できるのは嬉しいです。
他にも悪者図鑑やWebマーケティングの本など、気になったものをどんどん読みました。
自宅で読むとリラックスモード過ぎるのか、だんだん眠くなってしまって本をゴトっと落として目が覚める、といった感じで一冊読むのも時間がかかったりします。
しかしここでは一切睡魔は襲ってこず、集中して読めました。
ただ、人をダメにするソファ的な席がありましたが、そこだったら眠ってしまうかもしれません(実際に眠っている人がいた)
フリーWi-Fi+電源付きで仕事や勉強にも◎
店内はフリーWi-Fiで電源も付いているので、コワーキングスペースとしても活用できます。
全席に電源が付いているという訳ではないので、早い者勝ちです。
レトロチックな緑のデスクライトがめちゃカワイイです。
展示室エリアで企画展開催
入り口から入ってすぐのスペースでは、企画展が行われてます。
ここは入場料金はかからず、無料で入ることができます。
今回は、文學界8月号とコラボした「ファッションと言葉」展が開催されていました。
デザイナーの藤澤ゆき氏が、小説家の朝吹真理子氏の「夢」と村田沙耶香氏の「記憶」についての言葉から共作したという2着のワンピースです。
誌面には収まりきらなかった制作風景が、写真や箔と共に展示されています。
反射して見えづらいですが、布地のようなクールな写真です。
また、ワンピースと言葉を元にセレクトされた本も並んでいました。
文喫 六本木
TEL 03-6438-9120
アクセス 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1階
(東京メトロ 六本木駅より徒歩1分)
営業時間 9:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 不定休
入場料 平日1,650円 (税込) ※土日祝は1,980円(税込)
https://bunkitsu.jp
大手出版社KADOKAWAが運営している下記の施設もめちゃ楽しくておすすめです。
隈研吾建築「角川武蔵野ミュージアム」のプロジェクションマッピングや展示がすごい
さいごに
ブックカフェとはまた違う雰囲気で、濃厚に本と向き合える、また行きたいと思える本屋でした。
予定と予定の空き時間を埋めるのにもバッチリ埋まります(むしろもっと居たいとなる)
日々新しい本も入荷されているので、気になった方はぜひ行ってみてください。