2021.1.19 2021.1.19 ビジネス

デジタルサイネージのメリット・デメリット

 
スマホやパソコンだけでなく、街を歩けば巨大デジタル画面をいたるところで見かけます。
紫外線ライトよりもブルーライトを浴びている量の方が多いのでは…と感じます。
今回は、「デジタルサイネージについて知りたい」という方向けに、デジタルサイネージのメリットとデメリットをお伝えしていきます。

デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、簡単にいうと「デジタル看板」「電子ポスター」のことです。
デパートや飲食店、駅、電車の中など、色んな場所に設置されています。
広告以外にも、メニュー、館内や運行状況の案内、デジタルアートなど、内容もさまざまで幅広く活用されています。

デジタルサイネージの再生方法は、3つに分けられます。

  • オフライン型
    コントローラーに記録させたコンテンツを再生
  • オンライン型
    インターネットに接続したコントローラーで、
    クラウド上のコンテンツを再生
  • 半オンライン型
    コンテンツを更新するときはオンラインで設定し、
    通常はオフラインで再生

オフライン型はSDカードやUSBに記録したデータを使いますが、オンライン型はインターネット上で操作できるので、端末が多いときに最適です。

 

デジタルサイネージのメリット

複数のスライド型や動画も配信できる

 
1枚の静止画だけでなく、動画を表示させられるのが紙のポスターと違う大きな利点です。
数枚の静止画を数秒ごとに切り替えるスライド型や、ガッツリ動画も配信できます。
たくさんの情報や日本語以外の言語で伝えることができたり、ダイナミックな動画で、人の注意を引きつけることができます。

 

時間や場所によって設定を変え、ターゲットに訴求できる

 
ターゲットを絞って訴求することは、マーケティングにおいてとても重要なことです。
平日の通勤時間や休日のカフェタイムなど、その場所を通りがかりそうなターゲットに向けて、タイミングよく合致した広告を表示させることができます。

また、よく使う駅では何度も同じ広告を目撃することになります。
それによって印象に残り、親しみを持ってくれやすくなります。
「流行っているのかな」「これだけ広告を出せるほど余裕がある会社で、安心感がある」というような感情を持つこともあります。

 

コスト削減とエコ

紙のポスターの場合、張り替えに時間と手間の労力がかかります。
そして期間が終わればそのポスターは破棄されます。
ですがデジタルサイネージだと設定を変えれば、すぐにすべてが切り替わり、廃棄物も出ないのでエコです。

 

デジタルサイネージのデメリット

初期費用が高い+維持費がかかる

一度購入してしまえば、ポスターなどの印刷代など都度かからなくて済みますが、その一度が台数が多ければ多いほど、かなりの高額になります。

屋内用の43~55インチのディスプレイだと10~40万円、屋外用の32~42インチのディスプレイだと40~80万円ほどになります。
そしてコンテンツを再生させるプレーヤーが1万円〜高くて10万円以上、コンテンツ再生のスケジュールなど管理するCMSというシステムが月額数千円〜1万円かかります。

レンタルするという形であれば、1日あたりおよそ1万前後で借りることができます。

 

破損や乱れのリスク

液晶画面に何かがぶつかったり、水がかかったりすると壊れてしまう可能性があります。
また、オンライン型の表示方法の場合、インターネット接続が不安定になると、映像が乱れてしまう可能性もあります。

 

写真を撮ったときにモアレができる

 
これはナイス!と思わず写真を撮りたくなるポスターに遭遇した場合。
紙のポスターだと見たままに撮れますが、上図のように液晶画面を撮ると、モアレが出てしまうことがあります。
また、照明などの映り込みも気になります。

 

さいごに

デジタルサイネージは急な変更にも対応でき、情報量も多く伝えられるのでとても便利です。
綿密に設計すれば、紙のポスターでは得られない大きな効果が見込めます。
初期費用が高いので手が出しづらいですが、レンタルで代替したり、普及が進んでいくにつれ安くなっていくのだろうと思います。

電子ポスターに限らず、電子書籍、電子自販機、コミュニケーション方法など、今までアナログだったものがどんどんデジタル化されています。
そのうち窓の外の景色から脳までデジタル化されていくのでは…
これからの未来が楽しみでもあり、ちょっと怖いような気もします。

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