• 簡単にデザインやイラストのアクセントになる「版ズレ」

2021.7.26 2021.7.26 デザイン

簡単にデザインやイラストのアクセントになる「版ズレ」

 
版ズレというと印刷トラブルというイメージがある方もいるかもしれませんが、ひとつのテクニックとしてあえて使うことがあります。
今回はダメージジーンズのように、意図的にデザインやイラストに版ズレを取り入れることについてお伝えしていきます。

版ズレとは

2色以上の多色刷り印刷物で、文字や絵柄の色がずれているもののことを版ズレといい、見当ずれと呼ばれることもあります。
版とは、刷版のことを意味しています。

刷版(さっぱん)とは、印刷物の製造工程の中での製版工程で完成した製版フィルムの画像を印刷機に掛けて印刷作業に供されるべく、一枚の金属板に転写してインキの付着する部分としない部分を区別して製造する工程を指す用語である。

引用元: Wikipedia

 

版ズレの作り方と効果

 
見出しなどを版ズレにすることで、デザインのアクセントになります。
作り方は簡単で、文言を主線(フチ)と塗りに分け、線を塗りの上にズラして重ねるとでき上がりです。

版ズレ風にすると、下記のような印象を与えることができます。
 

  • 抜け感が出る
  • 手作りのような親しみが生まれる
  • 洗練された印象になる
  • レトロな雰囲気が出る

 
色味やフォントによってイメージも変わるので、試してみてください。

 

 
イラストの場合も同じで、主線と塗りに分けて、塗りの方をズラします。
はみ出さずに普通に塗ったものと比べると、光があたっているようにも見え、垢抜けた印象になります。

影をつけたり、たくさん色を使うときにはあまり向かないので、色数が少なく、比較的シンプルなイラストにピッタリです。

 

ロゴマークに応用した例

 
動画共有アプリの「TikTok」のロゴも、版ズレ風にデザインされています。
赤と青のレンズの3Dメガネをかけると飛び出て見えるような、または残像のようにも見えます。
版ズレ風にすることで、躍動感も生まれています。

 

さいごに

失敗とされた版ズレが、使いようによっては洗練されたものになるというテクニックですが、誰が最初にやり始めたのでしょう…
失敗は成功のもとだと感じさせられます。

少しだけズラすだけで簡単にできるので、ぜひデザインやイラストに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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