こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。
展示会などで絵や写真の説明をする「キャプションボード」があれば作品の意図が伝わり、見栄えもよくなります。
今回は、オーソドックスなキャプションボードの作り方について解説します。
キャプションボードの作り方
キャプションの作成
キャプションに入れる一般的な内容としては下記の項目になります。
- 作品名
- 作者名
- 使用した画材、技法
- サイズ(省略されている場合もあります)
- 制作年
- 販売する場合は金額
特にサイズに決まりはありませんが、A8サイズの「74mm×52mm」が使いやすいかと思います。
フォントは明朝体かゴシック体か、好みの雰囲気でお選びください。
今回は「ヒラギノ角ゴシック」を使っています。
美術館でもよくこのフォントが使われています。
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ラベルシールに印刷し、シールとボードをカット
ラベルシールとスチレンボードはダイソーでも購入できます。
ラベルシールはマット紙と光沢紙があるのですが、「マット紙」を選んでください。
光沢紙だと会場の照明が反射して文字が見えづらくなる可能性があります。
先ほど作ったキャプションを、ラベルシールに印刷します。
ダイソー商品の推奨モード「普通紙」で設定します。
印刷したラベルシールとボードを、定規を使ってまっすぐカッターでカットし、貼り合わせて完成です!
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キャプションボードを壁に貼るときは跡がつかないように
基本的には展示場は借りたときと同じようにして返さないといけません。
壁に穴を開けていいケースは画鋲など使ってもいいのですが、禁止されている場合は、穴を開けずにしっかり固定することができる接着剤「ひっつき虫」がオススメです。
繰り返し使えて、穴を塞ぐパテ代わりにもなります。
(賃貸で部屋を返すときにも便利です)
作品やキャプションボードの準備ができたら、他、細々としたものの準備や、できるだけ多くの人に見てもらえるように宣伝する必要があります。
個展の開き方のチェックや宣伝方法は下記記事をご参考ください。
Web集客に特化した記事は下記記事になります。
さいごに
メインの花に添えるかすみ草のように、作品にキャプションボードを添えると、作品を引き立たせることができます。
100均にある材料で簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。