2020.10.26 2020.10.27 アート

断食×アート【3日間断食をやってみた】


断食を3日間やってみて感じたことを絵にしました。
心身の変化についてお伝えしたいと思います。
やってみようか考えられている方の参考にもなればと思います。

断食をしたきっかけとルール

「食」をテーマにした展示会の、ゲスト参加のお誘いをいただきました。
そこで「食」についてしっかり向き合ってみようと思い、3日間断食をしてみようと思いました。

野菜ジュースや酵素ジュースは可とするものもありますが、今回はカロリーを一切取らないことにしました。
塩と水、極薄ブラックコーヒーのみ摂取しました。
(極薄コーヒーは麦茶の味がしました)

塩分不足になると頭痛を引き起こすので、やろうと思われる方は気をつけてください。

 

3日間の感想

 

1日目

1日目が始まったとき、断食をするのが楽しみになっていました。
今までやったことがないことをするのは、ワクワクします。

いつも通り過ごしている中、16時頃に空腹のピークがきました。
だんだん頭の中が「お腹空いた!」で埋まっていきますが、まだ我慢できる範囲内でした。

夜寝るときには、お腹空いていたからか、いつもより眠りに入るのが遅かったです。

 

2日目

2日目は昼過ぎから体が重く、若干めまいがしました。
お腹がいっぱいで眠くなることはありますが、お腹が空きすぎても眠くなるということを体感しました。
お腹がいっぱいのときよりも眠さは強かったです。
エネルギー摂取が絶たれたことから、身体が省エネモードに入ったみたいです。

もう家にある袋ラーメンを食べてしまおうかと一瞬揺らぎましたが、食べてしまったらまた最初からやり直さないといけないと思い、持ち堪えました。
2日目が1番キツかったです。

 

3日目

3日目は体の重さ、めまいが消えました。
お腹が空いている状態も気にならなくなり、ご飯のことばかり考えていたのが嘘のようで、仕事に集中できました。
今日がんばれば食べられるという気持ちからか、デトックスされたおかげなのかわかりませんが、4日目もいけるかもと感じたほどです。

そして、夜寝る前にはよくぞ耐えたと、自分自制心あるじゃないかと、達成感がありました。

実家で暮らしていたとき、ご飯の時間が遅くなると「お腹空いた〜」と言って母を焦らしていたことを思い出しました。
たった1食がいつもより遅いぐらい黙って待てと反省しました。

3日間を通して、いつもより1日1日が長く感じました。
食事の時間は1日合計2時間くらいですが、倍以上の体感でした。

 

断食明け

まず「よっしゃーなんでも食べれる!」と解放感がすごかったです。
最初に食べたものは、何もつけていない普通の食パンです。
味覚が鋭くなったためか、いつもより甘みが感じられました。
ちょっと食べただけですぐお腹いっぱいになり、胃袋が小さくなった感じがありました。

ちなみに、断食明けは、お酒は2日は我慢した方がいいです。
救急搬送されてしまった方もいるようです。
また、いきなり普通の食事をすると、胃腸に負担がかかり、体調が悪くなる可能性があるので要注意です。
サラダや味噌汁などで徐々に戻していく方がいいそうです。
私は普通にご飯少なめで食べてしまいましたが、特に異変はなく元気でした。

そして、体重はかなり落ちているかと思いきや、2.1kg痩せていました。
でも、宿便や老廃物が排出されて見た目も気持ちスッキリしたように感じられました。

 

作品について


3日間を終えて、作品制作に取りかかりました。

女の子のお腹のブラックホールは、なんでも吸い込んでしまいそうな凄まじい空腹感を表しています。

女の子の顔が見えないのは、自我がなくなっていることを表しています。
断食2日目のときですが、体が重くなって横になっていると一瞬周囲のものと同化したような感覚になりました。
エネルギーを摂取できない日が続くと思考力もだんだん弱まり、自我がなくなるのではと思いました。

モチーフの食べ物は、食べ物の名称に「食」がついている「食パン」
ツッコミどころのある名前ですが、「食」を考えるのにふさわしい食べ物かと思い選びました。
食パンって何も手を加えず、ひたパンなどもせず、単体で食べることってないですよね。
人間以外の他の動物は、捕まえたらそのまま手を加えず食べています。
食パン単体はエネルギー補給の意味の食べること、そのベースがあってジャムやあんバターなど楽しみを上乗せして、幸せの意味の食べること、それが人間にとっての「食」なんだと改めて思いました。

左側には角砂糖16個分の高カロリーのコーラの空きペットボトルを描きました。
幸せの意味の食べることを求めすぎて、現代人は必要以上に食べ過ぎていることを表しました。
必要以上に、特に甘いものを食べてしまうんですよね…

毎日食べられることが当たり前ですが、もしそれが当たり前じゃなかったら、高価なドレス、家具より何より食べ物が一番の価値だと体感しました。
そして食べ物がない絶望感、心の乾きを一面の砂漠で表しました。

足元の鉄球は、体が重くなって不自由さを表し、食べ物を得られた喜びを鉄球がチリ状になっていくイメージにしました。
毎日いろんなものを味わって食事できることは、本当になんて恵まれていて感謝すべきことなんだろうと、深くそう思いました。

 

さいごに

以上、私の人生初、断食体験談でした。
もうやりたくありません。
でも、ダイエット、デトックス、肌がキレイになったり、食のありがたさなど色々考えさせられたり、いいこともたくさんあったので、やってよかったと思います。

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