こんにちは。イラストレーター・デザイナーのkisa(@kisa.ne.jp)です。
名刺交換は縁が生まれるドキドキな瞬間ですよね。
ただ名前や電話番号という記号的な情報を知らせるための紙ではなく、もらった相手にプラスの感情を抱かせる自己PRのための紙として活用したいところです。
今回は、「名刺作成ができるサイトが知りたい」「反応のいい名刺にしたい」とお考えの方向けに、おすすめの名刺作成サイトと、デザインについてお伝えしていきます。
Contents
名刺に入れる情報
名刺はDMやチラシとは違い、目を通さずに捨てられるということは滅多にないです。
だからこそ、そこを逃さず心を掴む必要があります。
まずは下記の基本的な情報を入れます。
- 名前、会社名、肩書き(役職)
- 電話番号、メールアドレス、住所などの連絡先
- 名前の部分にはローマ字を入れる
- 基本的に顔写真は載せたほうがいい
- 実績がわかるWebサイトの記載
※英語表記の場合、電話番号と携帯電話がある場合、電話番号はTel、携帯電話はMobileが一般的です。
連絡先について
フリーメールアドレスのみや住所なしだと怪しいと思われる可能性があります。
できるだけ独自ドメインのアドレスや固定電話番号、住所を記載した方が信用度が高くなります。
また、フリーランスの場合、自宅で仕事をされている方も多いかと思います。
特に女性の一人暮らしの場合は不安に感じる方もいると思うので、不特定多数に渡すときは住所なし、取引をする段階に教えたりと、2種類持っておくのも手です。
名前の部分にローマ字を入れる
漢字を見れば読み方はわかるだろうという名前でも、フリガナをつけると親切です。
ひらがなやカタカナでもいいのですが、ローマ字だとオシャレな雰囲気が出るのと、外国の方が見られた場合もひとまず名前は覚えてくれます。
基本的に顔写真は載せた方がいい
顔写真を載せると、何を喋ったか思い出してもらえやすくなります。
また、一度しか会ってないにも関わらず、顔写真を見ることによって単純接触効果と同じような効果が得られます。
単純接触効果とは・・・
接触回数を増やすと、相手から好意を持ってもらいやすくなるという効果。
実際に会うのみではなく、見たり聞いたりすることも含まれます。
笑顔の写真だと親しみやすく、いい印象を与えることができます。
キリッと頼りがいを見せたいときは真顔の方がいい場合もあります。
実績がわかるWebサイトを記載
言わずもがな、世の中は年齢でも学歴でもなく実力主義で、実績がなんぼなところがあります。
まだこれといった実績がないという場合でも、制作物のクオリティで十分実力を見せることはできます。
名刺には載せきれないものをWebサイトに誘導して存分にアピールしましょう。
URLでもよいのですが、QRコードを載せた方が入力する手間がないので、見るハードルが下がります。
ただ、配置の仕方によってはダサくなりかねないので注意です。
その他
基本的な情報の他には、キャッチコピーを入れるのも相手に覚えてもらいやすくなります。
地図、オススメの商材や詳細な自己紹介をしたいときは、裏面を目一杯使ってアピールするのもひとつのブランディングです。
企業と個人の名刺の違いとアピール点
大企業の場合は、その会社らしさを出してデザインが統一されています。
ロゴ・会社名・肩書き・名前・電話番号…というような一般的に想像される名刺で、ロゴが説得力を出しているので個人らしさは出していません。
ジーンズでお馴染みのエドウィン株式会社の方と名刺交換をさせていただいたとき、紙質が少し凹凸して、デニム生地のような色合いで感動したのを覚えています。
配置だけでなく紙質や形にこだわることでも、「らしさ」を出すことができます。
個人事業主、アーティストの場合は、その人らしさを前面に出すことが大事です。
例えば私の名刺の場合はこのようにしました。
顔写真入れた方がいいって言ったやないか、というツッコミがきそうですが…
なぜ入れてないかというと、イラスト・デザインで記憶してもらいたいからです。
お会いした方には高確率で、制作物のイメージと本人のイメージが全然違うと言われます。
そうすると記憶がゴチャゴチャになってしまいかねないので、Webサイトの顔写真も削除しました。
実際名刺をお渡しすると、「面白い発想」「インパクトがある」「オシャレ」と褒めていただき、イラストレーター、デザイナーとして狙いたい効果を得ることができています。
何で覚えてもらいたいかを整理して、それを名刺デザインで表現します。
「○○といえば○○さんだよね」
「○○の問題解決をしてくれるのは○○さんだ」
というように、思い出してもらうために文言やイラスト、写真、紙、形で、それぞれの強みや特徴を工夫する必要があります。
そのため、デザインをする側としても、クライアントの人柄や思い、ブランドの雰囲気をしっかり理解しないといけません。
名刺印刷でオススメなサイト3選
とにかくコスパ抜群「マヒトデザイン」
なんと名刺100枚、最安100円(税抜)~印刷することができます。
現物の名刺をそっくりに再現してくれ、他のところで印刷しているものでも楽に安く刷ることができます。
また、従業員100名以上の法人限定で、「クラウド法人名刺」というシステムが導入されているので、すべてWeb上で一括作成・管理ができて便利です。
完全オーダーメイドの名刺デザイン「コクリ名刺」
デザインにあまり自信がないという方におすすめなのが、名刺デザイン作成サービスです。
他社の名刺作成サービスやデザイン会社の制作料金は3〜10万円ほどが相場ですが、コクリ印刷では
経験豊富なプロのデザイナーによる完全オーダメイドデザインで2万円〜と比較的リーズナブルです。
しかも、初回は無料で3案提案してもらうことができ、気に入らなければキャンセルしてもOKです。
有料オプションとして、名刺の印刷から発送まで対応しています。
品質とオシャレさを求めるなら「Whoo」
品質が良く、正方形タイプ、ネオンやクラフトなどの特殊紙など、種類が豊富です。
用紙をグレードアップさせたり、箔押しのオプションを加えると高級感が増し、ブランディングにもつながります。
また、世界中のデザイナーが用意したデザインテンプレートがあり、文言を入力し直したり、画像を差し替えるだけで、簡単にオシャレな名刺ができます。
ちなみに、上記のデザインが人気No1だそうです。
たくさんテンプレートがあるので迷いますが、見てるだけでワクワクしてきます。
はじめての方は無料サンプルを申し込もう
印刷会社は無料で印刷サンプルを送ってくれるところがほとんどです。
(whooの場合は一部、ネオン・ダーク紙が有料ですが…)
そのときに特殊紙の確認や、写真を入れる場合に写真うつりが悪くならないか、文言など見やすいかなどチェックしてみてください。
さいごに
91mm×55mmという小さなスペースですが、その中に情熱を込めて作った名刺は、あなたのことをちゃんと知ってもらえ相手の記憶に残せたり、受注につなげることができます。
無料テンプレートなどを利用するのもいいのですが、その中にしっかり自分らしさや強みを盛り込んだ名刺デザインにした方が費用対効果が高いです。
小さいけど大きな武器となるので、自分の最適な名刺はどんなものか、じっくり考えてみてください。
名刺などイラストやデザイン制作のご相談
イラストやデザイン制作、入稿代行など必要な場合は、ぜひご相談ください。
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