こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。
ガーリーな印象に仕上げたいときにぴったりな繊細で緻密なレースって、一見作るのが難しそうですよね。
私もはじめは懸念していましたが、あるやり方を使えば誰でもあっという間にレースが描けてしまいます。
今回は、Illustratorを使ってレースを作る方法についてお伝えしていきます。
文字を使ってレースを作る方法
好きなように文字を打つ
こちらのフォントは［ヒラギノ明朝 ProN W6 40pt］です。
行間はギチギチにした方がまとまって見えます。
文字を反転コピーする
［オブジェクト］＞［変形］＞［リフレクト］＞［水平］＞［コピー］
で水平に反転コピーします。
文字を全選択(command＋A)したら
［オブジェクト］＞［変形］＞［リフレクト］＞［垂直］＞［コピー］
で同じように今度は垂直に反転コピーします。
回転コピーする
文字を全選択(command＋A)したら
［オブジェクト］＞［変形］＞［回転］＞［角度90°］＞［コピー］
で文字の塊を90°に回転コピーします。
次に、［オブジェクト］＞［変形］＞［回転］＞［角度15°］＞［コピー］
で15°に回転コピーします。
円が一周するまで「command＋D」を繰り返します。
ぐるっと一周したら完成です。
最高級絹素材でできたレースはどうでしょうか？
まきびしを彷彿とさせるとこありますね。
他のフォント例
素材となるフォントの印象は、そのままレースの印象に表れます。
- 上品な印象のレース・・・明朝体、スクリプト体、細字
- パキッとした印象のレース・・・ゴシック体、太字
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イラストを使ってレースを作る方法
イラストも文字と同じように好きなように描いて、反転コピーと回転コピーをします。
文字では2回目の回転コピーが15°でしたが、イラストの場合は45°にします。
線を変えてみても雰囲気が変わります。
［木炭・鉛筆］にしてみると、麻ひものような毛糸のような、あたたかみのある印象になりました。
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さいごに
やり方さえ覚えれば、あとはフォントを変えたり色を変えたり線を変えたり、イメージに合わせてバリエーション豊かに作ることができます。
円が一周したときにどんなレースが出来上がるのか、ワクワク感もあります。
あっという間にできるのでぜひ作ってみてください。
