こんにちは。イラストレーター・デザイナーのkisa(@kisa.ne.jp)です。
発想力が求められるのは、クリエイターや企画職だけではなく、すべての人にとって大事な力です。
今までにないものを生み出すことをはじめ、視野を広げたり、問題解決、より効率化させたり、ピンチを切り抜けるときも発想力が必要になります。
ということで今回は「発想力が試されるテスト」を5問ご紹介します。
問題のあとに解答が出ますので、チャレンジしてみようという方は、ゆっくりスクロールして考えてみてください。
Contents
柔軟な発想力が求められる問題
靴屋の店主の機転
Q.ある日、靴屋に1人の男がやって来ました。靴屋の店主がその男の顔を見ると、なんと指名手配中の男でした。 店主はすぐに警察に知らせようと思いましたが、 電話で通報すると気づかれて逃げられる可能性があり、直接捕まえようとしても怖くて勇気が出ません。そこで店主はあることをしたところ、犯人は警察に捕まりました。店主は一体なにをしたのでしょうか。
A.店主は箱の中に、両方とも右足の靴(同じ側の靴)を入れて渡した
同じ側の靴が入っていることに気がついた男が交換しにくることを予想して、会計が終わって犯人がいなくなった後に警察に連絡し、交換しに来たところを張り込んでいた警察が捕まえました。
タクシー運転手
Q.一方通行の道をタクシーの運転手が逆走していました。たまたまパトカーで通りかかった警察官に見られてしまいますが、注意もされず何も言われませんでした。なぜでしょうか。
A.タクシー運転手は車を運転をしていたわけではなく、自分の足で走っていたから
一方通行、タクシー、パトカー、という単語によって車だという固定観念を外せるかが問われています。
魚がいない海 ( YouTubeの入社試験問題 )
Q.魚のいない海で魚を釣り上げる方法を教えてください。
A.魚がいないなら諦めて、別の魚がいる海を探す
海が市場、魚が消費者を表しています。
魚がいないのに、そこに時間とエネルギーを注ぐよりは、魚がいる海を探した方が効率がいいという、ビジネスにおいての判断力も試されています。
ライオンへの質問 ( ゴールドマン・サックスの入社試験問題 )
Q.2つの扉の前にライオンが1頭ずついます。 傍らの立て札には『片方の扉はあなたを新しい世界へ導くが、もう一方の扉は、過去へ逆戻りする。2頭のライオンは「はい」か「いいえ」でしか答えられない。1頭は真実しか語らず、もう片方は嘘しか語らない』 あなたはどちらのライオンに何と質問をすれば、新しい世界へ行けるでしょうか。ただし、質問できるのは1度だけです。
A.「君は『こちらが新しい世界への扉か?』と聞かれたら、『はい』と答えるか?」
「はい」と答えるか?と付け足すことがポイントです。
真実を語るライオンと嘘しか語らないライオンのどちらだとしても、新しい世界への扉の前にいれば、「はい」と答えるし、逆戻りする扉の前にいれば「いいえ」と答えます。
ライオンが「はい」と答えればそのまま進み、「いいえ」と答えたらもう片方の扉を進めば、新しい世界の扉を開くことができます。
マンホールの形 ( マイクロソフトの入社試験問題 )
Q.マンホールのフタが四角ではなく丸いのはなぜでしょうか。
A.四角いフタだと斜めにすると穴に落ちるから
四角いフタだと、四角形の一辺より斜辺の方が大きくなるので落ちてしまいます。
丸いフタだと直径はすべて同じなので落ちません。
発想力をとことん鍛えたいという方はこちら。
さいごに
いかがだったでしょうか?
こういった問題は、もしかしたら他にもいい答えがあったかもしれません。
世界トップクラスの入社試験で出されているような問題では、発想力やビジネスで必要な判断力があるかどうかが求められています。
年を重ねるにつれ、過去に積み重ねてきた経験による持論、固定観念に捉われてしまいやすくなりますが、それを疑いの目で見てみることが大切です。