こんにちは。イラストレーター・デザイナーのkisa(@kisa.ne.jp)です。
数々のブランドやアーティストのビジュアルを手がける、おしゃれユニーク系アートディレクターの、吉田ユニさんの新作個展が開催されました。
今回は、ラフォーレ原宿で開催中の「PLAYING CARDS」を観に行ってきたのでまとめました。
吉田ユニ展「PLAYING CARDS」
国内初公開となる本展は、今夏、韓国・ソウルミュージアムで開催され10万⼈以上を動員し、展覧会(Alchemy)にて発表された新作「PLAYING CARDS」になります。
今回のテーマは遊ぶ方の「トランプ」ということで、54枚すべてのトランプカードを写真で表現した作品がズラーっと並んでいました。
幼少期よりトランプで遊ぶのが好きだったという吉田ユニさん。
5年にも及ぶ構想期間経て、形になった作品たちは、その精密さとアイデアに夢中になって見てしまいます。
「少し見方を変えるだけで違う世界が見えて楽しんでもらえるように」
と小さなとことにも幸せを発見できるというメッセージが込められています。
吉⽥ユニワールドを撮影できるフォトスポットがありました。
ゆっくり撮影や鑑賞をしたい方は、平日のお昼くらいが狙い目です。
いくつか作品をご紹介。
ユリのおしべさんが重なり合ってハートになっているという表現にロマンスさも感じます。
こちらのデザインのキーホルダーが売り切れていたという人気作品。
マークがくっきり浮かんで、シンプルでおしゃれです。
ジャック・クイーン・キングも、フルーツや花、受話器などを使ってばっちり再現されています。
ジョーカーは野菜や果物がカットされて、王道のピエロと仮面がうまく表現されています。
まず会場に入って目に付く迫力満点の大きなトランプタワー！
小人になった気分を味わえます。
メイキングムービー
創作過程を記録した、メイキング動画を見ることができました。
1枚1枚のカードがこんな風に丁寧に作られているのかと圧巻でした。
トランプの裏面のデザインの方は、細かい花びらや葉っぱも手動で配置されているのに、キレイに上下対称になっていますが、鏡を使ってバランスを取られていたようです。(もしくはこのムービーのための演出か)
動画を2周してしまうくらい見惚れました。
グッズ購入
今回の展示「PLAYING CARDS」の作品がデザインされたオリジナルグッズや、過去の展示作品のポストカードなども並んでいました。
2種類の柄のうち、迷った結果、紫のトランプを購入しました。
長い年月と職人技が詰まった、お宝のようなトランプをゲットできて嬉しいです。
そしてこれから生まれてくる子どもが成長したら、一緒に遊びたいと思いました。
きっと発想力と美的センスがグングン上がるはず。
2019年の発売以降、度々完売となった作品集「YUNIYOSHIDA WORKS 2007-2019」も販売されていました。
ユニさんを知ったきっかけは、雑誌「装苑」でした。
一際引き付けられる、このページを手がけられたのは誰だろう…と行き着いてから、これまで色々な作品を楽しませてもらっていますが、イラストレーターとしてもかなり刺激をいただいています。
今後も新作が楽しみです！
吉田ユニさんのとてつもないセンスが詰まったトランプをゲット♠️ https://t.co/UxbpGebIwX pic.twitter.com/tQdqTVCgjV
— kisa (@kisa_ne_jp) December 12, 2023
以上、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
余談ですが、ラフォーレ玄関口の仲里依紗さんが手がけたピンクのお菓子の家も必見です。
吉田ユニ展「PLAYING CARDS」
■期間 2023年12月3日(日)〜12月25日(月)
11:00~20:00 ※入場は19:30まで
■会場 6F ラフォーレミュージアム原宿
■料金 一般 1,000円 学生500円
高校生まで無料
https://www.laforet.ne.jp/special/xmas_2023/
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