• ルイ・ヴィトン表参道店に併設されたアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」

2021.1.8 2024.2.20 アート

ルイ・ヴィトン表参道店に併設されたアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」

 
こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。
モノグラムでお馴染みのハイブランド、ルイ・ヴィトンですが、アートにも力を入れています。
フランスのパリに「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」という現代美術館があり、日本にも美術館ほど大きくありませんが、アートスペースがあります。
今回は、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」と現在開催中の展示について、ご紹介します。

エスパス ルイヴィトン東京とは

ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO

エスパス ルイヴィトン東京は、2011年に誕生しました。
ルイ・ヴィトン表参道店の7Fに併設されているアートスペースで、定期的にさまざまなアーティストの現代アートが展示されています。

ルイ・ヴィトンと日本の共通点であるクリエイティビティに対する情熱への象徴。空間そのものが刺激的なインスピレーションを喚起させる場であり、新たなコンテンポラリーアートの創造を育むアートスペースです。

引用元:エスパスルイ・ヴィトン公式サイトより抜粋

 

開催中の展示「New Ocean: thaw

ダグ・エイケンとは

ドキュメンタリー映像

今回展示されているアーティストのダグ・エイケン(Doug Aitken)は、1968年、アメリカ、カリフォルニア州で生まれました。
写真や彫刻、建築、映画、サウンド、インスタレーションなど、幅広い表現方法で制作されています。

ダグ・エイケンのドキュメンタリー映像で、作品が映し出されていましたが、数体の人型のモニュメントがバリエーション豊かに光っていたのが幻想的でした。

また、アイデアがまとまり出して進んでいく感覚について述べられていましたが、やっぱり少し不思議なあの感覚はあるんだなと共感しました。

 

インスタレーション作品「New Ocean: thaw」

 
6面のスクリーンに投影された映像インスタレーションで、2001年に制作された作品です。

アラスカの景色や空、氷河など、万華鏡のようにクルクル移り変わり、4分10秒間の映像がループしています。
氷河のキンキンとした音が印象的で、電子音とミキシングされています。

 

 
6面のスクリーンに囲まれ映像と音に包まれることによって、自然を感じられる没入感がありました。
太陽光のシーンは、投影マシーンの方からもまばゆい光が出ているので、本物の太陽光を浴びているかのような、あたたかさがありました。
 

 

「New Ocean: thaw」

 ■期間 2020年11月13日(金)〜2月7日(日)
     12:00〜20:00(エキシビション会期中のみ)

 ■会場 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F

 https://www.espacelouisvuittontokyo.com

 

さいごに

小さなアートスペースですが、1Fのエレガントなスタッフの方に「展示会場はこちらです」といわれ、ちょっとした特別感で気分が高揚しました。
またアート以外にも、表参道店の店内には目玉焼き×アボカドのモニュメントや、クリスマス時にはカラフルなモノグラムのクリスマスツリーなど、その時々で内装も凝っています。
表参道付近に行く際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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