こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。
Adobe Creative Cloud(Adobe CC)はデザインや写真・イラスト、動画などの制作をするのに便利なソフトですが、個人で使うにはお高めです。
今回は、「Adobe CCにかかる価格をできるだけ抑えたい」「IllustratorやPhotoshopだけ安く使いたい」「無料で使う方法はあるの?」という方向けに、安く手に入れる方法についてお伝えしていきます。
Contents
Adobe Creative Cloudとは
アドビクリエイティブクラウドとは、IllustratorやPhotoshopなどすべてのAdobe製品クリエイティブツールをインストールして、サブスクリプション形式(月々払いなどで期間契約)で使用することができるサービスです。
最新バージョンが出たらすぐに使えますが、アップデートは強制ではなく、自分のタイミングで行えたり、ダウングレードすることも可能です。
新しい機能が追加される度に、制作の負担もどんどん軽減されて助かります。
Adobe CCの通常価格は、7,780/月(税込)です。(2024年10月現在)
(Adobeの公式サイトでのみ月々払い可)
使える機能は下記になります。
Acrobat Pro / Photoshop / Illustrator / InDesign / Premiere Pro / Premiere Rush / After Effects / Lightroom / XD / Animate / Lightroom Classic / Dreamweaver / Dimension / Audition / InCopy / Character Animator / Capture / Fresco / Bridge / Photoshop Express / Photoshop Camera / Media Encoder / Aero / Lightroom web版 / Adobe Scan / Fill & Sign / Acrobat Reader
他にも、100GBのクラウドストレージが付いていたり、Adobe PortfolioやAdobe Fontsも利用することができます。
Adobe Creative Cloudを安く買う方法(Illustrator/Photoshop単体も)
学生・教職員割引を利用する
通常版とサービスの内容はまったく同じで、Adobeが定めた学生・教職員なら最大65%OFFで利用することができます。
対象者・対象の教育機関はこちらから。
初年度は2,178円/月(税込)で、2年目以降も47%OFFの3,278円/月(税込)で継続することができます。
Amazonのセールで安く購入する
Amazonでは不定期で年に10回ほど、Adobe製品のセールが行われています。
Adobe IDがないとコードを登録できないため、初めて使う場合には新規登録する必要があります。
更新については通常Adobe公式サイトでの契約は自動更新で、解約すれば自動更新をストップすることができます。
一方Amazonの場合はコードの有効期限が切れる前に、新たに購入したコードを入力して更新しなければいけません。
Illustrator単体プランも割引されています。
Photoshop単体もAmazonで販売されていますが、Photoshopに限っては、Adobeの公式サイトで購入した方が安いです。
上の画像を見ると、「Photoshop単体プラン」と「フォトプラン」とあるけども違いはあるの!?と思いますよね。
ですが使用できるPhotoshopの機能は同じで、フォトプランはAdobeの出血大サービス扱いとして販売されているプランのようです。
また、フォトプランにはオンラインストレージが含まれていますが、20GBではなく1TBのプランにしたい場合はAmazonの方が安くなります。
フリーナンス登録でAdobeCCが15%安くなる
個人事業主を支えてくれる、無料から利用可能なフリーランスのためのお金と保険のサービスです。
「レギュラー」「プレミアム」プランに登録すると、Adobe CCが通常料金の15%割引で購入することができます。
※Ps・Ai・Pr単品の購入でも割引が適用されます。
他にも、以下のようなメリットがあります。
- ケガや病気、事故のときなどに備え最大5,000万円の損害賠償が補償される
- 屋号・ハンドルネームで口座開設可能
- 請求書をフリーナンスに送ればクライアントに知られず即日で報酬が振り込まれ、未払い防止にもなる
- 月額770円で銀座のバーチャルオフィスが借りられる
通信教育付きを利用する「デジタルハリウッドAdobeマスター講座」
これからWebデザインやグラフィックデザイン、映像編集を学びたいという方は、通信教育に申し込むと、Adobe Creative Cloudが1年間分がついてくるのでお得です。
通信講座代+Adobe Creative Cloud1年間分で、39,980円(税込)です。
ただ、講座といっても課題や学習ノルマはないので、すでに現役でAdobe CCを使用していても乗り換えで安く抑えることができます。
同様のスクールだとAdobe CCが使えるまでに数日〜1週間ほどかかるところ、デジタルハリウッドでは最短10分から利用開始でき、モリサワやハードウェアも安くなる特典もあります。
さらに、受講後には仕事を紹介してもらうこともできます。
Adobe Stockで素材をアップすれば条件付きで無料!
Adobe Stockはロイヤリティフリーで高解像度なストック素材サイトです。
実はAdobe Stockに登録して素材をアップロードすると、ダウンロード数に達すれば1年間無料で使用できるんです!
写真、イラスト、ベクター、ビデオ(通常コレクション)からのダウンロードが対象になります。
今年度分は、前年度の1月1日~12月31日の間にダウンロードされたもので、下記の条件で無料になります。
要件を満たすアセットのダウンロード回数が 150 〜 4,999 回の場合、以下のオプションから 1 年間無料のプランを選択できます。Creative Cloud フォトプラン(20GB)、Illustrator、InDesign、Premiere Pro、または After Effects。ダウンロード回数が 5,000 回以上の場合、Creative Cloud コンプリートプランに 1 年間無料でアクセスできます。
Adobe Stockのボーナスプログラム
※2023年、単品ダウンロード250回、コンプリートプラン5,000回に変更されました。
ちなみに、ビデオのダウンロード1回分=写真orイラストorベクター3回分にカウントされます。
素材を提供するコントリビューター登録は無料で、条件を満たさない場合でもダウンロードされる度にマージンが入るので、お小遣い稼ぎにもなります。
私もAdobe Stockで素材をアップしているので、該当するのかチェックしたところ…
ダウンロード数122…コウメ太夫風に言うならばチクショー!!です。
今年こそまずは150突破できるように、随時素材を追加していきたいと思います。
追記:150を突破したものの、先ほどの変更点でクリアならず…ですがアベレージを見る限り2023年は突破できそうなのでまたハードルを上げられなければ大丈夫そうです。
数撃ちゃ当たる戦法でどんどん素材をアップしていけば比較的イージーです。
さいごに
従来の買い切り型は一度払ってしまえば維持費がかからないという面では良かったですが、ニーズに合わせて常に進化し続ける最新版のソフトが使えるサブスクは便利だと改めて感じます。
クリエイティブ業ではなかなか避けては通れないAdobeのソフト。
自分にぴったりな方法で、コストを抑えてお得にゲットしてみてください!