こんにちは。イラストレーター・デザイナーのkisa(@kisa.ne.jp)です。
病気やケガなど体に何らかの問題が起こって、初めて健康のありがたさを知ることってありますよね。
でも健康に関しての情報って、頭痛や肌トラブルなど、いざ害したときに初めて調べがちではないでしょうか?そうでもないでしょうか?
今回オススメしたいのは、楽しいグラフィックで健康について飽きずに学べ、オシャレで工夫されているのでデザインの勉強にもなるフリーペーパーをご紹介します。
Contents
フリーペーパー「ヘルス・グラフィックマガジン」
「ヘルス・グラフィックマガジン」とは、東北から近畿にかけて、374店舗(2020年9月現在)を構えるアイセイ薬局が発行しているフリーペーパーです。
「ヘルス・グラフィックマガジン」は、毎号ひとつの症状にフォーカスし、医師や各分野の専門家が症状や改善方法をさまざまな角度から、楽しいビジュアルで解説する季刊フリーペーパーです。
アイセイ薬局公式サイト
Webサイトで最新号〜バックナンバーが読める
紙媒体とは別に、アイセイ薬局の公式サイトでは、すべてPDF化されていて、ブラウザ上で読むことができます。
近くに店舗がなくてもどこでも読めるので、ありがたい配慮です。
世代別の口に関しての悩みを、キャッチーなグラフィックで表現されています。
若いときの口は鮮やかでプルプル、中年以降になるとシワシワで色がくすんでいるのがリアルです…
こちらは痛風がテーマのページです。
マスコットや文言、配色が可愛らしくて女性ウケしそうです。
ちなみに痛風になるのは男性が9割と言われていますが、女性も父や夫など、身近な男性が発症しないように、知っておくに越したことはないですね。
浮世絵チックなこちらのページは、ストレスについて書かれています。
ストレスは万病の元。
溜め込まずに、意識してしっかり解消していかなければいけません。
独断と偏見で選ぶ、ナイスアイデアな表紙ベスト5
第5位 下痢・便秘
すべり台を大腸に見立てるアイデアと、葉っぱの深緑に黄色のすべり台が映えていてキレイです。
下痢で流れているようにも見えるし、便秘で詰まっているようにも見えます。
お食事中の方、すみません。
第4位 鼻炎
鼻の穴にしか見えなくなるインパクトのある表紙です。
同じ場所でも真正面だったら鼻には見えなさそうな、計算し尽くされた写真のように見えます。
第3位 むくみ
シンデレラの足が、もしあの時むくんでいたら…?
履けずに違うやんけとつっこまれて終了だったのでしょうか。
物語の想像が膨らんだ楽しい表紙です。
第2位 肌荒れ
モナリザのドアップ!
近くで見るとこんなに荒れていたんですね。
世界一有名な絵画のいじり方が面白いです。
第1位 口内トラベル
個人的に一番いいなと思ったのはワニワニパニックです。
このワニと遊んだ思い出、親しみがあり、思わぬ形で再開した喜びから来たものでしょうか。
可哀想な写真なんですけね。
加工の技術もすごいと思います。
さいごに
無料とは思えないほど1ページ1ページ凝っていて、情熱が込もっていると感じました。
残念なことに最短で来年の3月まで休刊されるようですが、「一時」とのことなので、ひとまず安心です。
ぜひ一度読んでみてください。