
こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。
エラーページを頻繁に見ることはないと思いますが、「Not Found」はたまに見る馴染みのあるページではないでしょうか。
今回は、「エラーページの必要性とデザインについて知りたい」という方向けにお伝えしていきます。
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オリジナルのエラー(404)ページの必要性
404ページとは、Webサイトにアクセスしたとき、リンク切れや打ち間違え、ページが存在しない場合に表示されるエラーページのことです。

たまに行き着くことのある上図のようなエラーページ。
オリジナルの404ページがない場合は、はいそうでしたか〜とそのまま離脱されることになります。

ですが、オリジナルのエラーページがあれば「TOPへ戻る」など、内部リンクによって離脱を防ぐことができます。
サイト自体は存在しているのか、と安心感もあります。
突然のサーバーダウン時にも愛されるページ

2020年12月半ばに、YouTubeやGmailなどGoogleのサービスがシステム障害で繋がらないことがありました。
いかにGoogleに依存していたかを思い知らされました。
「え、どうして!?」と若干の不安や焦りがありつつ、ちょっとマヌケな表情のサルがカワイイと和み、Twitter上でも話題になっていました。
親しみのあるデザインによって、「仕方ないなぁ」と思わせ、良い関係性を築くことができます。
これが「Something went wrong…」のみだと、そうはいかなかったでしょう。
ユニークなエラーページデザイン

エラーを「いいね」の親指がケガをして絆創膏を貼ることに見立てています。
ランダムで絆創膏の柄が変わったり、包帯バージョンもあります。
ヤマト運輸
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クロネコがダンボールに入って封された後シャッフルされ、制限時間30秒間でどこに入っているか見つけ出すミニゲームがついています。
ページは見つからなかったけど、クロネコが見つかったらいいじゃないか、そういうことですね。
note
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「note 404美術館」というコンセプトで、秘密の場所に来られたような、レアな感じがします。
クリエイターがハッシュタグ「 #404美術館 」をつけて応募し、その中からnote編集部がピックアップしたものがランダムに表示される仕組みです。
さいごに
エラーページを出さないことが1番ですが、もし出てきてしまった場合、そこには落ち着かせたり和ませたり、配慮が必要です。
ユーザーを繋ぎとめる大事なページなので、ぜひオリジナルのエラーページを作成してみてください。