こんにちは。イラストレーター・デザイナーのkisa(@kisa.ne.jp)です。
ロゴやチラシ、イラストなどを制作するとき、「高級感を出したい」と言われることがあります。
高級感のあるデザイン・イラストは、信頼性や老舗感、品質の高さや特別感を感じさせることができます。
今回は、高級感を出すためのデザインやイラストのコツをまとめました。
Contents
高級感があるデザイン・イラストを制作する5つのコツ
高級感がある色使い
メタリックカラー
ゴールドやシルバーなどの金属色は、ジュエリーや金箔などのイメージがあるからか、高級感を際立たせることができます。
枠などグラデーションをかけても効果的です。
モノトーンをベースにした配色
白と黒を使ったモノトーンは、シンプルながらも大人っぽく洗練された印象を与えることができます。
コントラストを活用したり、グレーや場合によってはアクセントカラーをつけてもインパクトが出ます。
シックな色
濃い紺色、バーガンディなど、重厚感があり落ち着いた印象を与える深みのある色が効果的です。
逆に薄いブルーやパープルなどのくすみ系パステルカラーも高級感を出すことができます。
全体のトーンを暗めにし、アクセントとして使用することで上品な印象になります。
総じて大人っぽいのが特徴ですね。
高級感があるフォント
和文フォントの場合は、明朝体や筆文字を使うと格式高い印象になります。
個人的には、活版印刷による紙面上でのインクのにじみを再現した「秀英にじみ明朝」が好きです。
ランダムな揺らぎや太み、丸みのある線で、どこかやわらかい印象をもったレトロ感もあります。
欧文フォントの場合は、セリフ体を使うと高級感を出せますが、ルイ・ヴィトンで使われている「Futura」のようなシンプルなフォントも、モダンで洗練された印象を与えます。
GODIVAで使われている「TRAJAN」もおすすめです。
高級感があるレイアウト
余白をたっぷり取ってレイアウトすることで高級感を演出することができます。
空間や文字間も詰めすぎず「余白=余裕」余裕のある雰囲気が大切です。
また、対称的なレイアウトも、安定感と高級感を出すことができます。
グリッドを活用して統一感を出したり、英字を入れてみるのも有効的です。
素材感・テクスチャ
背景に素材やテクスチャ、パターンを使用することがありますが、下記のようなものを使うと高級感が出ます。
- マーブル(大理石)調
- レザー(革)風シルク
- サテンのような光沢
- エンボス加工風の凹凸表現
- 繊細なパターン
クラシカルなあしらい
イラストは写真より親しみやすくなるものですが、ダマスク柄や飾り枠などクラシカルなあしらい、雰囲気を取り入れると、高級感を出すことができます。
高品質・高画質のイラスト、写真を使えば説得力があります。
ディテールを細かく
うさぎとリボンやフォントなど、ポップな印象にしたものを高級感のある印象にしたイラストデザインです。
単純な線ではなく、ディテールを細かく描いたなめらかな線は高級感を感じさせます。
線の太さを変えて強弱をつければ奥行きや立体感を表現することができ、存在感のあるイメージになります。
高級感のあるデザイン・イラストで避けるべきこと
これまでの逆バージョンになりますが、下記の要素は避けた方が無難です。
- 派手すぎる配色
- 余白が少なく要素を詰め込みすぎる
- 過度な装飾
- ポップ体やコミック体の使用
- 安っぽい素材感(過度な光沢、プラスチックのような素材)
高級感のあるイラスト・デザイン制作のご相談
kisa illustration & designでは、イラストを取り入れた各種デザインを承っております。
高級感のあるイメージから親しみやすいイメージまで、ニーズに合わせて制作いたします。
「発注の前に細かい確認をしたい」「制作内容について相談したい」
などお気軽にご相談ください。
お見積りは無料ですので、お問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。