• 色彩検定とカラーコーディネーター検定どっちを受けるべきか比較

2024.10.6 2024.10.7 デザイン

色彩検定とカラーコーディネーター検定どっちを受けるべきか比較

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こんにちは。イラストレーターのkisa(@kisa.ne.jp)です。

色彩に関する専門知識があれば、イラストやデザインからファッションや美容業界、インテリアや食品業界まで、幅広い業種で役立てることができます。
そのスキルを習得するのに悩むのが「色彩検定とカラーコーディネーター検定、どちらの内容が適しているか」

今回は、色彩検定とカラーコーディネーター検定を比較し、それぞれの特徴をまとめました。

色彩検定とカラーコーディネーター検定の比較・難易度

色彩検定

色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会(A・F・T)が主催する、文部科学省認定の色彩に関する検定です。
色の基礎知識を体系的に学ぶことを目的とされ、色彩心理、配色技法、景観色彩など、幅広い分野から出題されます。
 

合格率(%)受験者数(人)
1級41.4%2,465人
2級72.2%15,872人
3級74.1%29,449人
UC級83.6%5,091人
参考:2023年度色彩検定データ

※UC級とは、カラーユニバーサルの意味で色覚の多様性に配慮した誰もが見やすい配色を行なうことを目的とした資格です。
 

 

カラーコーディネーター検定

カラーコーディネーター検定は、東京商工会議所が主催する実務型の検定です。
色彩の心理的効果や歴史、カラーユニバーサルデザイン、色彩のマーケティングなど、実践的な内容が中心となります。
 

合格率(%)受験者数(人)
アドバンス48.8%2,291人
スタンダード74.3%5,253人
参考:2023年度 試験結果(全国分)

2020年以降は「アドバンス」クラスと「スタンダード」クラスの2段階に分かれています。
合格率は同等ですが、難易度はカラーコーディネーター検定の方がやや高いです。

 

色彩検定、カラーコーディネート検定、どちらを選ぶべきか?

色彩検定

プライベートから仕事まで、幅広い方向けですが、まずはとにかく色の基礎知識を固めるにはもってこいです。
色彩検定は元々「ファッションカラーコーディネーター検定」という名称だったこともあり、特にファッション業界に強く、他に美容やフラワー関係の仕事にも向いています。
感覚で着色しているセンスを理論的に磨ける、グラフィックデザイナーやイラストレーター、アーティストにも役立ちます。

カラーコーディネーター検定はUC級、3級、2級、1級の4段階に分かれていますが、特に2級は、色の知識を実務で活かしたい人向けです。
仕事や就職にも活かしたい方は、2級以上を目指すと効果的です。

 

カラーコーディネーター検定

カラーコーディネーター検定は専門的な内容が含まれ、色彩の効果をビジネスシーンに活かしたい方向けです。
商品開発や建築・設計などの工業デザイン分野での需要が高く、会社で携わる企画部やデザイン部の人材育成の一環としても活用されています。
また、カラーのプロフェッショナルアドバイザーとして、コンサルティングにも向いています。

「スタンダード」は3級相当の色彩の勉強やデザインの勉強をしたことがない初心者向け
「アドバンス」は1~2級相当のすでにある程度のカラーコーディネートに関係する知識や実務経験がある方向けです。

どちらの資格を選ぶかは、自身の業種や目標、興味に合わせて決めるのが一番です。

 

色彩検定とカラーコーディネーター検定試験の概要比較

 色彩検定カラーコーディネーター検定
試験期間夏期(6月), 冬期(11月)1級は冬季のみ夏期(6月~7月), 冬期(10月~11月)
試験会場全国の希望のエリアCTB式:全国の指定会場(テストセンター) IBT式:自宅のパソコン
試験方式マークシート方式(一部記述式)マークシート方式
受験料3級: 7,000円, 2級: 10,000円, 1級: 15,000円, UC級: 6,000円アドバンスクラス: 7,700円, スタンダードクラス: 5,500円
制限時間3級: 60分, 2級: 70分, 1級1次: 80分, 1級2次: 90分, UC級: 60分90分
合格基準満点の70%前後(年毎に変動の可能性有)100点満点中、70点以上で合格
合否発表までの期間試験後の1~2ヶ月後試験後すぐ

 

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